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Universal AudioのApollo Soloを使ってみてのレビューになります。
主にボーカルレコーディング、ミキシングで使用しました。
※Apollo Solo USB、Windows10での使用
結論としては非常におススメできるオーディオインターフェイスです。
(現在、Heritage Editionのみ販売されています)
UADプラグインを利用可能なUSB-C(3.0)接続、Windows専用のオーディオインターフェイス。
○Apollo Solo USBの主な特長
・2イン/4アウトのUSB 3接続の24 ビット/192 kHz対応オーディオインターフェイス
・専用ACアダプター(付属)で動作
・SHARC DSPを1基内蔵
・Unison テクノロジー対応のマイクプリアンプを2基搭載
・Windows 10専用(USB 3接続必須)
・すべてのUADプラグインを使用可能(Realtime Analog Classics バンドル付属)
・ファンレスの堅牢なダイキャストメタル筐体
*USBケーブル(Type-C)は別売。
USB-C必須、Windows専用という点に注意が必要です。
※Thunderbolt3仕様のMac OS対応バージョンもありますが、USB仕様を選ぶとWindows専用となります。
UAD製品全般に言えることですが、デザインがおしゃれで見やすいですよね。
In-Outは最小限に抑えられていて、大きさも持ち運びに便利な大きさです。
レコーディングで使用してみました。
ボーカルレコーディングが主な使用用途です。
それまではRME Babyface Pro FSに直挿しでボーカルを収録していましたが、求める音質ではなく、ミックス時に苦労していました。そこでUAD製品のApollo Soloを試しに使ってみたところ、非常に良く、特に
■ボーカルの解像度
■中音域の空気感
以上の二点がBabyface Pro FSより上だと思いました。
Babyface Pro FSも積んでいるFSクロックは優秀だと思いますし、AD/DAの品質も価格からは考えられないクオリティですが、内蔵マイクプリはApollo Soloに軍配が上がるかもしれません。(あくまで個人の意見ですが)
録れる音があまりに違うのでミックスの処理も大きく変わりました。
安いオーディオインターフェイスにありがちなノイズが乗ることもなくノイズフロアも低い
非常にクリーンに録音できます。
モニターアウト、ヘッドホンアウトの質ですが
いわゆるハイファイなサウンドという感じではなく、聞き心地の良いフラットな音という感じでしょうか。レンジも狭くないのでこの価格帯では十分なクオリティだと思います。
余談ですが特にギターの音はものすごく良い出音で、UADプラグインと合わせてギタリストのApollo愛用者が多いのも納得できます。
音楽鑑賞でも聴きやすいので聴き疲れしにくい音だといえるでしょう。
いかがでしたでしょうか
レコーディング時、オートチューンをかけながらモニタリングする時がありますが、DSPがインターフェースに組み込まれているのでほぼゼロレイテンシーなのは本当に便利で、DAWのバッファを下げなくて良いのでパソコンのスペックに余裕がないという人は重宝します。
PC上だけで完結する方もUADプラグインを使えるのは利点ですし、ミックスのクオリティが上がると思います。
※画像をクリックするとサウンドハウスのページが表示されます。(現在、Heritage Editionのみ販売されています)
最後にこんな人におススメだということを記しておきます。
・ボーカルやギターなど、何かしらの録音をする人
・入門機クラスのオーディオインターフェースを使っていて、グレードアップしたい人
・ITB(DAWなどデジタルで完結すること)だけで制作する方
・初めてUAD製品を使う人
ここまでお読みいただきありがとうございました。
何か参考になるものがあれば幸いです。
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